PhotoQ3の製造技術
サポリンは極めて強力なリボソーム障害活性を持っており(Ribosome‑Inactivating Protein; RIP)、その強い毒性により大腸菌などの一般的な発現宿主に対して深刻な生育阻害を引き起こします。このため、リコンビナントサポリンの安定的な発現や高収率での製造は、長年にわたり業界全体の大きな課題とされてきました。
PhotoQ3が突破した“サポリン製造”の壁
PhotoQ3 は独自の製造プロセスを確立し、研究用途向けサポリンの安定供給を実現しています。

1. サポリンの安定発現技術
PhotoQ3 は、独自のベクターデザイン技術によりサポリンが持つ毒性を適切に制御し、宿主細胞が耐え得る環境を実現しました。さらに、培養条件を体系的に最適化することで、従来と比べて 10〜100倍 に相当する高い発現効率を達成しています。
従来は“作れないタンパク質”とされてきたサポリンの生産性を大幅に引き上げたことで、当社は研究用途のみならず応用技術開発においても強固な供給基盤を確立しています。
2. N末端・C末端の高度な分子設計
PhotoQ3 は、サポリン分子の N末端およびC末端に多様な化学修飾やタンパク質融合を柔軟に施すことができる独自の設計技術 を有しています。これにより、サポリンを研究用途から創薬開発まで幅広く応用可能な “拡張性の高いプラットフォーム” として提供することができます。
ストレプトアビジン融合
・任意な抗体やタンパク質とのコンジュゲーション可能
・ビオチン化分子との高親和性を活かし、多様なアッセイ・DDS設計が可能
蛍光色素の付加
・細胞内動態、取り込み効率、膜通過挙動などの可視化研究が容易
・イメージング研究や作用機序解析に利用可能
各種タグの付加
・精製プロセスの効率化、研究用途でのハンドリング性向上
・用途に応じた各種タグの付加にも対応可
N/C末端からの柔軟な設計拡張
・機能改変、活性調整、アッセイ対応などユーザー用途に応じた調整が可能
・ドラッグコンジュゲートや診断薬開発のベースユニットとして利用性が高い
3. イムノトキシン作製技術
PhotoQ3 は、抗体とサポリンを高効率かつ精密に統合したイムノトキシンを製造できるエンジニアリング基盤を構築しています。高い結合効率、DAR(Drug-to-Antibody Ratio)の均一性、多様なリンカー選択性など、研究段階から実用化開発まで必要とされる品質要件を満たすイムノトキシン作製が可能です。これにより、標的特異性、薬理特性、製造安定性に優れたイムノトキシンを柔軟に設計し、創薬研究・開発をサポートします。
サポリンと抗体の高効率コンジュゲーション
・サポリン修飾技術と抗体製造技術を組み合わせ、迅速かつ高収率で結合可能
・抗体の立体構造や活性を損なわずコンジュゲート化を実現
DAR(Drug-to-Antibody Ratio)の均一なイムノトキシン製造が可能
・反応制御技術により、DAR のばらつきを大幅に低減
・製剤特性の再現性・均一性が求められる開発段階で大きな優位性を発揮
DARごとの分離・精製が可能
・高次分析と分離技術を組み合わせ、特定 DAR のみを選択的に収集
・用途に応じた「最適 DAR品」を提供可能
共同研究パートナー募集
PhotoQ3 は、高発現サポリン製造と 均一DARイムノトキシン作製を可能にする独自プラットフォームを保有しており、これらを活用した 共同研究パートナーを募集しています。
貴社アセットとの組み合わせによる新規モダリティ創出や機能強化、共同PoCなど、幅広い連携が可能です。
まずはお気軽にご相談ください。